今日の本-20080714

エア/ジェフ・ライマン
アーサー・C・クラーク賞ほか。…って、感じです、確かに。「幼年期のおわり」を髣髴とさせるところもある。未来はこうなるッストーリー。
なんだろう、この作品。ラブストーリーあり、家族愛あり、経済・科学技術・戦争に言及しつつ、しかして、何が一番伝わってきたか!?
存在の真実=異次元の是認=実はスピリチュアルストーリー…ってか?

哲学塾自由論/井上達夫
よせばいいのに、たま~に、こういうのを手にとってしまう。少し読んだらもう頭が神経衰弱。
「秩序は自由と両立するだけでなく、秩序なくして自由なし、一定の秩序こそが自由を可能にする」…小林よしのりの「戦争論」みたい。

ほんとうの環境問題/池田清彦 養老孟司
養老さんってば、早すぎてちょっとついていけない。ああ、自らの老化を堪能する日々。しかし、そんな不完全な理解ながら、内容はめちゃ面白いです。なんか、結局、日本政府って他国の政府とタフに付き合えないんだなあ。昔、マッカーサーが「日本人は12歳だ」って言ったとか。(たしか…そうだったと思う)わかる気がするなあ。純粋で賢いならまだいいんだけど、純粋で愚かってのはなあ。どうしても日本政府は他国の真意が見抜けていないように思えてしまう。よって、ため息。…まあ、面白い本でした。

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