20170929 宿神 夢枕獏

p252 璋子が、崇徳天皇を身籠もった可能性が高い日は、誕生の前年、元永元年(一一一八)の九月二十四日から二十七日までの四日間。璋子と白河法皇は、三条西殿で、一緒にいた。 p249 十九歳の璋子が、崇徳天皇を産んだのは、…

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20170929 謎床 松岡正剛、ドミニク・チェン

p10 ブラックホールの特異点(シンギュラリティ) p24 ディディエ・ガザニャドゥ ジョセフ・ニーダム p25 モンゴルの「ジャムチ」 p33 ヤシャ・ライハート p34 サイバネティック 生物と機械における制御と通信…

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20170926文士の遺言 半藤一利

p28 坂口安吾さんは、『夜長姫と耳男』や『桜の森の満開の下』に代表されるおとぎ話のような物語を通して現代を描くという手法を確立し、歴史小説に希望を見出していくわけです。

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20170921 将軍の料理番 小早川涼

p193 明暦三年(一六五七)、江戸城本丸を焼け落ちさせた振り袖火事では、十万人を超す死者が出て、江戸市中の大半が燃えた。 明和九年(一七七二)の大火では死者は一万五千近く、行方不明者が四千人。 大名火消しができ、町火消…

20170904 居酒屋お夏 四 岡本さとる

第二話 かための盃 p129 宗五郎は、あの若き飲み仲間とは、相変わらず互いの名すらも伝え合ってはいなかった。 互いに一人で一日の心のうさをゆったりと酒で溶かしてしまう一時が、壊されてしまうような気がするからであろう。