『三好一族と織田信長』天野忠幸

はしがき 政府が東西に分かれ、約一〇年も首都で内戦が続いた。日本のことである。応仁の乱(一四六七)として知られる。 官房長官が総理大臣をやめさせた。これまた日本のことである。明応の政変(一四九三)として知られる。ただし、…

『読まずに死ねない哲学名著50冊』平原卓

p4哲学の歴史は、真理はそもそも存在しないことを示す過程だったと言っていいくらい。真理をつかむことが哲学の課題ではない。ましてやそれを悟ることでもない。真理という概念自体が、一つの〈背理〉なのだ。長い時間をかけて、哲学は…

『三好長慶』長江正一

昭和四十三年六月二十日第一版第一刷発行 p1 一六世紀中期に京都で最も力のあったものは三好長慶である。長慶を排除しようとした室町幕府第一二代将軍義晴、その子第一三代将軍義輝、管領細川晴元は、何度も京都から逃げなければなら…

『三好長慶』今谷明、天野忠幸

『三好長慶』今谷明、天野忠幸p6【序章】総論〈戦国期の室町幕府と三好長慶〉今谷明三好氏は細川氏の守護代。守護代出身は、織田、朝倉、尼子、龍造寺など。p8当時も現在も織田信長が絶対で、天下人は尾張・三河から、が既成概念。阿…

『京都学派』菅原潤

『京都学派』菅原潤p249日本文明史との関連柄谷は、日本封建制の成立を、同じ亜周辺であるヨーロッパとの対比で説明してゆくのだが、(略)上山春平の日本文明史が柄谷行人の『帝国の構造』の大部分の論点を先取りしている。(略)上…