20230322今日の本 図書館より

(1)『ゴッホの犬と耳とひまわり』※イントロ長すぎ。
(2)『力と交換様式』※別投稿
(3)『PD検察の犬たち』※まあまあ。長いな。テンポ遅し。工夫あり。ただ無理を感じる。狙いはよし。
(4)『羊子と玲』※イントロ暗い。司馬遼太郎登場。実話ベースかな。鴨居玲は画家1985没。
(5)『人類史の精神革命』※宗教と科学の融合のような「環境革命」がやって来る、か。「宇宙連関」という造語。この世界が何なのかを科学が明らかにして、そこで人類がどう生きるべきかを宗教が明らかにする。そんな話かな。
(6)『AI 2041』※これはおもしろい。p406 ベーシックインカムで人々は暇をもてあまし、犯罪多発。ベーシックインカムは廃止され、転職斡旋を推進。※働いていないと人は役立たずだと感じる。そのようなことが書かれているが、本当にそうなのか? 子どもたちは果てしなく遊ぶことができるように見える。ならばそれが次の人類の姿になり得るのではないか? p425 労働者(※人間)たちが無用の衆とみなされる。※〈労働〉に関しては無用でよい。人間は〈遊び〉を担当すれば良い。遊びをせんとや生まれけむ。p434 自分が無用の長物で、AIの慈悲で生かされているなんて誰も知りたくない。※あの世がないなら、そもそもこの世のすべては無意味。現実の建物を建てようが、架空の建物を建てようが、それはどちらも等価だ。この世のすべては必ず滅するから。p446 十九世紀産業革命で生まれた〈労働倫理〉はわたしたちに深くしみついていて、仕事こそ人生と多くの人が思っている。AIに仕事を奪われると人生の意義が失われる。※しみついた〈労働倫理〉を上書きする時代が来る。p467 中低所得層は、収入が幸福度に直結する。しかし七万五千ドル(7500万円)を超えると、逆効果をもたらす。行動経済学者ダニエル・カーネマン(1934~、ノーベル経済学賞)による。p500 幸福度。セロトニンは安全と安心感、ドーパミンは快感とやる気、オキシトシンは愛と信頼、エンドルフィンは喜びと解放感、アドレナリンはエネルギー。 p496 一九四三年にアブラハム・マズローは「欲求段階説」を発表。低い段階から、(※仏教の五欲でアレンジすれば)食、財、色、名、自己実現。食は〈生理〉。財は〈安全〉。色は〈愛と帰属感〉。名は〈承認〉。※飯(step1)が食えて、定収入(step2)がないと結婚(step3)なんて無理。だから飛び越してSNS で「いいね」を欲しがる(step4)なんてね。step5の自己実現は「パチンコで勝っても自己実現」。なので、なんでそういう言葉遣いをするかなあ。
(7)『戴天』※まあ、おもしろかった。
(8)『黛家の兄弟』※まあ、おもしろかった。
(9)『おんなの女房』※まあ、おもしろかった。

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