20190929『とてつもない失敗の世界史』

20190929『とてつもない失敗の世界史』
目次の解釈
第1章 文化 愚かな人類
第2章 経済 農業の失敗 植物管理
第3章 経済 牧畜の失敗 動物管理
第4章 政治 王政の失敗
第5章 政治 民主政の失敗
第6章 政治 戦争
第7章 政治 植民地(帝国主義)
第8章 政治 外交
第9章 文化 科学
第10章 文化 失敗の歴史

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第2章 経済 農業の失敗 植物管理
p40
農業の起源は「富の格差」という概念の起源。ほかの皆より物をたくさん持っているエリートたちがあらわれはじめ、皆をアゴで使い始めたからだ。
戦争の起源だったかもしれない。

***

第5章 政治 民主政の失敗
p110
古代ローマは民主主義がなし崩し的に独裁にならない工夫。選挙された執政官を二人にした。任期一年。権限は1ヶ月交代。ローマ四軍団で一つの戦いをするときは不利。
前二一六年、ローマ軍がカンナエの戦いで、象が大好きなハンニバル率いるカルタゴ軍に向かったとき。指揮権は、ルキウス・アエミリウス・パウルスと、ガイウス・テレンティウス・ウァロという執政官の間で毎日交代。ローマ軍を戦闘に引き込むためにハンニバルは、向こう見ずなウァロが率いる日を一日じっと待ってから一気に攻めた。ローマ軍ほぼ壊滅。
p111
この種のことを防ぐためローマ人には「独裁官」制度があった。特定任務が終わったら辞めるという合意。皮肉にもローマの元老院は独裁官の戦術が気に入らず、カンナエの戦いの直前に独裁官を辞めさせていた。
ユリウス・カエサル「私は権力が大好きだから辞めないよ」
カエサルは刺されてお払い箱。あとに続いた連中も、「権力は最高」ということで、共和政ローマは帝政ローマに早変わり。

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第10章 人類が失敗を予測できなかった歴史
p250
一八七一年、アルフレッド・ノーベル「私はダイナマイトを発明した。私の工場は、世界各国の政府より早く戦争を終わらせることができる。二つの部隊が一瞬にして互いに全滅させられる日が来たら、文明化された国ならどの国でも恐れをなして軍隊を解散させるだろう」一八七七年、リチャード・ガトリング「ガトリング砲を発明したことで、戦争での人類の新時代が来ることを願っている。兵士が前線に行って死んで帰ってくるのを毎日見た。私がガトリング砲、つまり一人で一〇〇人分の戦闘義務を果たせる銃を発明したら、大軍隊の必要性がなくなる。結果として戦闘に行く兵士の数が減るだろう」
(略)
p253
一九四五年、ロスアラモス国立研究所で原爆の開発計画をした責任者ロバート・オッペンハイマー「この兵器でも人類に戦争終結の必要性をわからせることができないなら、実験室から得られるものは何もない」

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