20190621『自民党戦国史』伊藤昌哉

20190621『自民党戦国史』伊藤昌哉

指揮権発動 佐藤首相が造船疑獄で法務大臣の指揮権発動で逮捕を免れている。(NHK「ロッキード事件」)
1968 日通事件、特捜部一掃、家族自殺、特捜部沈黙。(NHK「ロッキード事件」)
丸紅大久保警視庁逮捕。漏れた。大久保は伊藤にはめられたと自供。丸紅伊藤逮捕。
1976.7.13 丸紅社長檜山逮捕。7.17 自供。請託。
米国嘱託尋問。
7.27 田中角栄逮捕。
(NHK「ロッキード事件」)

p50
官邸で佐藤は「いうことを聞かなければ、三木派を根こそぎ買収して福田につけるぞ」と田中を脅迫。
p52
比叡山焼き討ち(ひえいざんやきうち)は、元亀2年9月12日(1571年9月30日)
■昭和四六年(一九七一)七月十五日、ニクソン訪中。佐藤政権驚愕。台湾政府との~
八月十六日、ニクソンショック。=ジョンロックからの解放。欲望の資本主義特別編前編2019.7.17 ロックはお金をモノにしようとした。フェリクスマーチンは債権だという。岩井は純粋な投機という。マルクスは労働価値で説明しようとした。貨幣の価値は社会が決める。(命懸けの跳躍)マルクスの結論はここで終わり。岩井はそれは自己循環論法であり、ミスだ。貨幣の価値は錯覚。貨幣のデジタル化は貨幣がモノでないことの証明。
円切り上げ(*)を甘受せざるを得ないところへ追い込まれた。ケインズ。1883生まれ。マルクス死の年。世界恐慌。流動性選好のせいてヒトは貯蓄。ヒト欲望をケインズは見抜いた。使うためのカネが貯めるためのカネ。ヒトはカネの奴隷に。古代アリストテレスは見抜いていた。ギリシャは最古の貨幣社会。都市生活の必然として共通尺度が必要=貨幣。貨幣は共同体の束縛を解放する。マルクスは貨幣は主人を持たないと言った。アリストテレスは貨幣を1枚持てばヒトは共同体から独立できると言った。それが最終的に1票を持てばヒトは独立(自由)できる、という民主主義を生んだ。アリストテレス、交換の手段が目的になった。貨幣が近代を生んだが、無限の欲望による秩序破壊を生む。貨幣のパラドックス。戦争するより愛し合おうではなく、貿易しよう。アダムスミスは貨幣の「手段」だけ見たので自由放任主義にお墨付きを与えた。80年代、レーガン、サッチャー、新自由主義、ハイエク。スミスもハイエクも市場はヒトの自由のためにあると考えた。90年の社会主義崩壊が事態を急進させる。2008年までは自由放任市場信仰。自由を生んだはずの貨幣が無限欲望も生み、秩序破壊。ケインズ、市場は美人投票。他人の好みを予想することになる。合理性が不安定性を生む。自由放任主義に対する根本的批判。勝ち馬に乗るのだから、いいね!には根拠なし。差異をつくれ、そこに利潤が生まれる。利潤への欲望が新商品を生む。絶えず変化を強いられるレース。ショー。外部を消費し尽くした先に。資本主義が民主主義を食い(格差)社会を崩壊させる。(革命、戦争)
中国が向かう監視経済はジョージオーウェル的世界、ディストピア。評価経済は地獄。欲望に対抗する言葉は? 引き算の普遍的原理に対抗するには、エマニュエルカント「人間は尊厳を持つ。尊厳は見積もれない。」
※どうやって尊厳を守るのだ?
p53
八月二十七日、日本は変動相場制へ。
十月十六日、沖縄返還協定を承認するための臨時国会~
十一月二十日、田中通産相~委員会と本会議~公明党とのつながり~
p54
鈴木善幸は田中、大平、中曽根工作~伊藤正義~田中六助
p55
十二月に入って宏池会で大平と会った。~福田と会うことに~田中角栄に~
p57
次の選挙で自分は落選するかもしれないと不安に思っているし、誰の旗の下で選挙をすればよいかを考えている。
p58
佐藤派の最大限は、おれが取った。~四分の三は~なぜそうなるか、彼ら(佐藤派議員)は全部、次の選挙が怖いからだ。古参議員もみなそうだ。これらの人々は自分の面倒をみてくれる人がほしいのだ。
※依存体質。
君はどうでもいい~言ってくれるな~福田の病気
p59
参院の重宗議長~暗い影~検察庁にも警察にも
p60 文春事件~大平~国民のためになればよい
p61 田中の根底は佐藤と同じ「恐怖」~われわれ(大平、伊藤)は前尾を消化した~田中にはまだ佐藤との闘いが
■昭和四十七年(一九七二)
一月八日、佐藤渡米、ニクソンと会談、共同声明、「沖縄返還、五月十五日」
p62
一月末日~宏池会~朝食会
p63
宏池会では(伊藤は)余所者になっている
■昭和四十七年(一九七二)
p64
二月四日、大平事務所、票読み、鈴木「大平票が前尾の九六票より少なかったら大平を立てない」ほのめかす、私と安田は大反対、島記者たまりかね「大平・田中双方にかかっている、ダブりの票を何なんとか獲得しよう」私は即座に賛成、鈴木は黙して一言も発せず、鈴木の考えでは「大平で勝算がなければこれを降ろし、第一回選から田中に投票しよう」という政略につながりかねなかった。これでは田中は喜ぶだろうが、大平は死んでしまう。伊藤はそう直感した。
同日、大平は三木と会った。
p65
二月十九日
p66
二月二十二日
p67
伊藤からみると、宏池会が池田時代とは違うことがわかった。佐藤政権下の宏池会は、党内野党に近い。八年近く権力の座にある福田や田中には圧倒されがち。
※岸、福田ラインは佐藤と親しい?兄の愛弟子?田中はじゃま。
・病で倒れた池田(武田?)
・子飼いに裏切られた佐藤(秀吉? 秀頼が福田)
・裏切った田中(家康。今太閤とはいえ。福田を殺したのは秀頼と同じ。人質上がりの家康は恐怖ベースの政治か?愚問。恐怖支配でない政治があるのか。あっても続くのか)
・のぼりつめた途端に死んだ大平(ロックスター)
・福田
・三木

p67(続き)
福田派、田中派にはとても手が出せない~分析後、目標代議士が決まる~大平は率先垂範、ひとりで敵陣に切り込むつもりだった。問題は宏池会のおひざもと、前尾が静観
■昭和四十七年(一九七二)
p68
「小佐野が~」
三月初めごろ~大平にだまされて宏池会をとられた
p69
金子先生「池田さんの遺徳を前尾氏が使ったが、これをある程度、損傷せずに自分に渡してくれた。これは佐藤・福田の禅譲よりは、はるかに完全なものであった。このことはなんとありがたいことであったろうか。大平さんがどれだけこれを本気で思うかで答えが出る」
・見えざる闘い
三月中旬~田中角栄は佐藤派内に手を~反対が三分の一ほど~ワンマン社長が~佐藤首相の立場
p70
保利が幹事長になってからは~福田は気が気ではない。佐藤首相の政治的手腕を期待して、歯を食いしばって静観をきめこむしかない。福田が手を入れたら騒ぎはますます大きくなる。~大平が伊藤に中曽根のことを~それまでの自民党は一強四弱一風来坊
p71
中曽根~次の次を~
■昭和四十七年(一九七二)
p72
結局、角福の二人の決戦~
四月一日~西山事件~身に覚えはないと大平は断言
四月七日、三木派が動揺
p73
伊藤はとっさに「三木派と大平派は合流すべき」
青山のマンション会議。現在、田中(一三四票)福田(一二五票)大平(一一五票)三木(一〇五票)
p74
福田派も三木派との連携を考えていたが、両派の内部事情が許さず、三木・福田会談は出来なかったという。
私(伊藤)は何度も三木派との連合を大平に進言したが、大平ははっきりした反応を示さない。※田中との約束を信じている?
福田と田中はおそらく中曽根派との提携に全力を尽くしていたはず。
p75
中曽根は福田と田中の双方の力を慎重に測定。「自分が加担した方が勝つ」という情勢の見極めとそのタイミングをはかっていた。
中曽根は「田中からの提携条件」を人を介して福田に提案し、ひそかに堀の深さを測ったはずだ、が福田はこれを断った、という。このことは大分あとになって、福田派の責任者から直接私(伊藤)は聞かされた。それ以外のことで判っていることは、のちに「田中に近い筋」から「田中自身が中曽根と会って話をつけた」と教えられたことだ。
※このあとレース展開の説明あり。後日。
p76
四月下旬
大平は私を呼んでこう言った「佐藤はおれの資金源を断つつもり。田中はこれから屠殺場につれて行かれる」
p78 待ったなし
五月九日
田中派は正式に旗揚げ。
p79
例の青山会議。~佐藤と田中は中曽根をはさんで死闘。
p80
五月二十四日
大平の事実上の旗揚げ。
五月三十日
大平は福田に「出馬する」と通告。公選は第二回の決戦投票で決まることが確定。
p82
六月十五日

■昭和四十八年(一九七三)
■昭和四十九年(一九七四)
■昭和五十年(一九七五)
■昭和五十一年(一九七六)井戸中三
p185 おれが横になったら党は何もできない(角栄)
p186
角福の因縁を大平が語る
p189
私(伊藤)はこれを聞いて、田中は神を恐れない男だなと思った。
※要するに神は死んだ。ラオウの神などいらぬわあッと同じ。無神論の人生あるいは唯物論の人生。できるだけのぼりつめることが人生。アホらしい。最後は必ずなくすのに。
p189~191 年賀の田中語録。なかなか。
田中は一年半前、~完全に立ち直って~私(伊藤)はこの田中に、初めて病的な凄さを感じた。

p210
大平「そうだ、おれには願いが出てこないのだ」

p246
八月十九日、福田、大平、田中、椎名、船田、水田の各派は挙党体制確立協議会(挙党協)を結成して大同団結し、三木派に対する包囲網を完成。三木首相は中曽根と共に二派だけの孤立状態に。

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