「次の一手」はどう決まるか

『「次の一手」はどう決まるか』
p25
棋士は局面を読まない。「直感」で指し手を見つける。読みの役割は、その指し手の良し悪しの検討である。

p80
本格的なコンピュータ将棋の研究や開発は、1980年代に入るまで行われなかった。チェスや囲碁の開発が1960年代には始まっていたことを考えると極めて遅かったと言わざるを得ない。

p124
2017年、佐藤天彦名人がコンピュータ将棋ポナンザと戦い、人間側の完敗。コンピュータ将棋が人間を超えた。(略)囲碁も2017年世界ランキング1位のカケツ九段もアルファ碁に3連敗。チェス、オセロ、将棋、囲碁をコンピュータが制覇した。
p131
人間「臨機応変」で、コンピュータと共存し、発展する。私(勝又清和六段)はそれを信じている。

p144
コンピュータ性能やデータ量は指数的に進んでいる。
AIのディープラーニング技術は、AIが創作をする可能性を示している。ディープラーニング技術を使って、AIに人や猫の画像を学習させると、元の画像になかった人や猫でも認識できるようになる。学習済みの特徴を合成して、新たな人や猫の画像をつくりだせるのだ。

p147
高校生が文化祭の劇の台本をつくったりするのにAIを使う日も近いだろう。
反面、現状の未熟なディープラーニング技術でつくられる画像を見ていると、ねじ曲げられた悪夢のような画像や映像がまだ多い。コンピュータに人の感じる「美」は「どのように」組み込めばよいのか。あるいは「人の原風景」は。これらは科学的な研究だけで実現できるのか。
※そして人は自分がただの機械だと発見する…なんて結論だと二百年前のデカルトの再現。あるいはマンガ『銃夢』の世界。魂はなく、異世界は「あの世」ではなく、この世と同じ。世界はただの振動である…なんてエンディング。

p158
「鉄腕アトム」は「優しいAI」。相手を理解しようとする、相手にとって良いことをしようとする、それに対する感謝を受けると飛び上がりたくなるほどうれしく感じてしまう、相手の幸せを自分の幸せと感じる、ずっと幸せであるようにと願う。
※これは「学習」なのか? AIにはそのように振る舞うプログラムをインストールすればよい。しかし、人間は学習するしかない。では質問。いくら経験を積んでも学習できない人間はいるか、いないか? 洗脳、拷問、薬物操作?
「神」から与えられた「魂」はあるか、ないか?

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中