20171218魅了されたニューロン: 脳と音楽をめぐる対話 ピエール ブーレーズ

魅了されたニューロン: 脳と音楽をめぐる対話
ピエール ブーレーズ
p3
創造している際に、創造者、作曲家の頭の中で生じることはいまだに未知のままにとどまっている。本書が解明しようとするのはまさにその「神秘」である。

p6
インスタレーション(*)は芸術なのか?
(*)インスタレーション installation
展示空間の壁や床に,空間と有機的な関係を持つよう立体作品を設置する方法,ないしはその作品を指す。作品のタイトルとして使われる場合もある。元来は,据え付け,取り付け,架設といった意味を持った言葉。

p32
しょうか【頌歌】
神の栄光・仏徳・人の功績などをほめたたえる歌。オード。

p37
最古の楽器は、約四万五千年前のフルート。スロヴェニアのディウィエ・バーベで発見された。洞窟熊(先史時代の熊で、現在より大型)の大腿骨を切って、穴を彫り込んだもの。
p38
九千年前から、フルートは、中国、インド、ペルシャや、ヘブライ人たちの間でも伝統的な楽器。

p48
音楽も言語も時間の中で展開される。
ソシュールの「記号表現(シニフィアン)」からなる旋律のように連なってゆく。
けれども言葉には了解性がある。
つまりそれを聴くとその意味が明らかになる。
音楽(テクストを欠いた器楽)はそうではない。
p50
音楽は明確な意味論を持たない。
音楽は明確な「記号内容(シニフィエ)」を持たない。
音楽はロゴスの束縛から逃れる。

第二章 「美」のパラドックスと芸術の規則
p68
カトリーヌ・ド・メディシス・ミレにとって、芸術作品の本質的な機能のひとつは、今や、宗教がもはや引き受けず、科学が考察できない人間性という富(遺産)を明るみに出し、移動させることです。

第七章 音楽を学ぶ
p316
生後の大脳の著しい成長は、大脳皮質の表面の衝撃的拡大とシナプス(*1)の途方もない生産によって明らかになる。
成人の大脳の中にある莫大な数のシナプスの半分は生後約四カ月で最大限に増え、ついで三年から四年後には私たちの興味をこの上なく惹きつける領域、つまり前頭前皮質に位置づけられる。
***
(*1)シナプス。ニューロン (神経元) とニューロンとの接合部。あるニューロンの神経線維の末端は他のニューロンの神経細胞体の一部に接近し,シナプスを形成している。
※シナプスは老後も増えるのか。
※生存中、シナプスが壊れたら代替はできるのか。それはどんなシステムなのか。
※シナプスの半分は前頭前皮質に使われる、という意味なのか。

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