20171109『天魔ゆく空』真保裕一

p273
政元「たとえわしが子をなそうと、わしさえ死んでしまえば、醜い足の引き合いが始まるはずぞ……。畠山も斯波も似たような有様じゃ。ならば、我が子を苦しめるより、猶子や養子にあとを託し、わしは呑気に成仏したい」
姉「そなたは人の道を捨てると申すか」
政元「はい……細川も足利も、先の大乱にて多くの家臣を戦に駆り立て、民を苦しめ、幾千万もの命を奪って参りました。その長たる者は、もはや人ではありませぬ。たとえ天魔と誹られようと、果たさねばならぬ志がある、と考えまする。それがしは人の道を捨て、鬼となって志を貫く所存にござります」
※戦のない太平の世をつくる、ということじゃ。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中