20170929 謎床 松岡正剛、ドミニク・チェン

p10
ブラックホールの特異点(シンギュラリティ)
p24
ディディエ・ガザニャドゥ
ジョセフ・ニーダム
p25
モンゴルの「ジャムチ」
p33
ヤシャ・ライハート
p34
サイバネティック
生物と機械における制御と通信を統一的に認識し、研究する理論の体系。社会現象にも適用される。第二次大戦後、米国の数学者ノーバート=ウィーナーが提唱。「舵手(だしゅ)」の意のギリシャ語に由来する。
p35
ナム・ジュン・パイク
p37
マーヴィン・ミンスキー
グレゴリー・ベイトソン
メイシー会議
ノーバート・ウィーナー
p39
人機一体(サイバネティック?)
p46
ルイ・ダゲール
p48
ルイス・ブニュエル
p51
エイドーラ…デモクリトスの概念。物体の表面に存在。剥離して人間の感覚に入る。よって人間の思惟は仮象・幻想。真実の把握不可。
p52
レヴィ=ストロースの「ブリコラージュ(修繕)」
デリダの「デコンストラクション(脱構築)」
p53
ネオ・ダーウィニズム…ワイスマン説。生存競争の原理を強調し、獲得形質の遺伝(ラマルキズム)を否定。
ド・フリースの突然変異説。
プラスチック・フォース
エピジェネティクス…DNAの配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステム。遺伝子と環境工学の架け橋となる機構。
p54
コンラッド・ハル・ウォディントン…エピジェネティクスを提唱。
p55
パンスペルミア学説。
p68
松岡 クロード・シャノンのコミュニケーション理論以来、ずうっとエンコードとデコードのあいだは「無矛盾でありたい」という幻想がある。エンコードとデコードは同じものであると思いたがる。二一世紀的なデジタル限界をつくっていると思う。
今日のコンピューティングにインストールできないものを挙げる。
一、あるものの奥にあるメタフォリカル(*1)なもの
二、そこへ至るまでのアフォーダンス(*2)のような環境との相互作用
三、不確実性などなど
今後、非ノイマン・コンピューティングがどう展開するかにもよるが、しばらくは現状が続くとすれば、防波堤として、身体を使うしかない。身体知(ソマティック・センシング)の状態をいつも自分に横溢させておくしかない。
(*1)メタフォリカル(metaphorical)
[形動]隠喩(いんゆ)的であるさま。「メタフォリカルな表現」
(*2)アフォーダンス(affordance)これまでの間接的認識論では,環境からきた物理的な刺激を感受し,意味のあるイメージに仕上げると考えたが,環境はそれぞれ特定の性格を与えられた場所として存在している。つまり環境が動物の行為を直接引き出そうと提供 (アフォード) している機能をさす。言い換えると,ある物のもっている「食べられる」という属性は,主体の食欲とは無関係に存在するということ。知覚心理学者 J.ギブソンが提唱した造語。情報は環境 (状況) のなかに実在しており,人間はその情報を識別することで,それらのもつ意味や価値を見出すことができるというもの。

p69
下條信輔…認知心理学者。人間には定位的な意識などというものはありえない。ゆらいでいる。
p71
いまのところ、そんなふうに(*1)コンピュータに反逆したアーティストはいない。私たちはあまりにも速くコンピュータと慣れ親しみ、生活にもそれが浸透した。だから、「インストール」が便利技術観念の暴走だということを止めるどころか、それを人間的が欲しかった観念技術だと思ってしまっている。そんなところがある。
「楽園にははなが咲いている」のと同じで「廃墟にだって花は咲く」ことに思い至らなくなってしまう。
(*1)ジョン・ケージ、ナム・ジュン・パイク、オノ・ヨーコ、高橋悠治など。システムとの闘い。
p73
ドミニク 「世界というのはそれぞれの主観の中で立ちあらわれていて、であるがゆえに、コミュニケーションにおいて、厳密に言えば相互理解というのは錯覚にすぎない。互いに互いが表現したことを解釈しあっているにすぎない。しかしその中で、奇跡的にお互いの解釈がオーバーラップする領域があるから、コミュニケーションが成立する」という話を早稲田大学でした(略)
p75
松岡 学習院大学でトーク。西田幾多郎も鈴木大拙も「客観的世界は未在である」と言っている。「未在」は「まだ、ない」とも「これから、ある」とも捉えられる言葉。
道元の「未萌(みぼう)の自己」にも近い。いまだ「私」があらわれてくる以前の自分、自分が萌えいずる以前の状態、フォームレス・セルフ。
じつは、「私」が未萌なだけではなく、せかいもまだ未在である。ずうっと未在が続いている。いろいろな情報やニュースが流れているけれども、いまだ客観的世界というものは「私」をどのように見るかを考えないかぎり存在していないのだ。そう言ったら、超満員の会場がどよめきました。

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