20170317 カブールの園 宮内悠介

カブールの園 宮内悠介
2017.1.20発行

p88
【アーリーアダプター】
イノベーター理論の用語。新たに現れた革新的商品やサービスなどを比較的早い段階で採用・受容する人々。
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC

p89
諦念を受け止め、ありうべき世代の最良の精神を守り通すこと。そのためにこそ、このカブールの園で笑みを絶やさないこと。クオーターを投げてもらってかまわない。わたしは踊る。

【感想】
何がベストなのかは分からない。ただ自分の信じるままに生きる。…そんなメッセージかな。

p115
彼はローワー・イーストのゲームセンターで大麻(グラス)をすすめられ、断って手と腹を切られて郊外の救急病院で失血死した。五年生(十一歳)のときだった。

p176
「ラヒリ・マハサヤだったと思う。ババジ(*1)の弟子ね(略)両親がそういうの好きで。ビート・ジェネレーションってやつ。なんでも、二人、インドで知り合ったらしいよ。一度、クリスマスの朝に起きると、あったのがゲーリー・スナイダーの著作だったから(略)」

(*1)マハー・アヴァター・ババジ…マハー・アヴァター・ババジ(Maha Avatar Babaji、伝承としては203年11月30日 – )とは、ヒマラヤで隠棲している不老不死の聖者、ヨーガ行者。パラマハンサ・ヨガナンダ(1893-1952)の著書『あるヨギの自叙伝』(森北出版)で触れられたことで世に知られるようになった。

p157
果ては目にはいるものすべてがプロレスのギミックに見えてくる。
ギミック【gimmick】
1 手品・おもちゃなどの仕掛け。
2 放送などで、映像や音による特殊効果。(デジタル大辞泉)

p206
しかし忘れたころ、毎晩のようにニューヨークの夢を見ることとなった。(略)一番に会って話したかった相手は、ついに登場しなかった。夢の中だろうと僕はナオミに謝罪したかった。そして今度こそ好きだといいたかった。
僕は日常生活のなかで、ふいに湧き上がるように、英語が口を衝いて出る発作に煩わされるようになった。

【著者の他の本】
ヨハネスブルグの天使たち
2013.5.20
舞台が治安の悪い土地。重い。

盤上の夜
2012.3.30
観光先の中国で四肢を切断されて棋士になる女性が主人公。重い。

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