20160623 1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代 柳澤健

p16荒井由実こそ、真の天才である。(略)
『ひこうき雲』のシンガー=ソングライター荒井由実は、それまでの日本にまるで前例のない、独創的な世界を創り上げた。
といっても、未踏の領域を切り拓く気負いやエキセントリックなふるまいは皆無だ。平明な歌詞と繊細なメロディを無理なく結びつけて、自らが育んできた心象風景を淡々と、あるがままに描き出しただけなのである。
リアルな現象との接触をもたず、憧れと夢に満たされた脆い存在である「少女時代」を、一点の曇りもなく、鏡のように明晰に映し出す。
おそらく誰もが体験し通過しながら、容易に言葉や形象を与えられなかった純粋無垢な心のありようを、実にさらりと、さりげなく易々と、私たちの眼前に開示してみせたのである。

p71
自民党は追撃の手を緩めない。
《(一九六八年)三月二六日、夜、自民党幹事長福田赳夫》

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