時の廃墟/沢木耕太郎…自衛隊の話くらいしか覚えていないな…。やはり好みではない。評判のライターさんなんだけど、しょうがないよな、好みってことで。
熊/赤羽正春…熊=KUMA=KAMI=神ってのがおもしろかった。イヨマンテとか、日本民族が自然に対して感謝を捧げるって認識に変更はなし。
ロシアはどこに行くのか/中村逸郎…選挙時の不正がなまなましかった。プーチンとかメドベージェフが見たら怒るな。(笑)
インドシナの風/井出孫六…へえー。…ま、国によってホントに違うんだなあと。以上。
庶民達の平安京/繁田信一…案外貴族っていっても脆いんだなあ。アメリカの金持ちの地区は金網とかガードマンで守られてることを思うと、貴族達のエリアに庶民が乱入してきた、なんて読むと違いを感じた。
知られざる王朝物語の発見/神野藤昭夫…下調べの類で読んだが、うーん、作者はよく読んでるんだなってだけ。でも仕事だしな。いやまじめに仕事するって人は尊敬します。ただ、たまたま自分の興味にひっかかるものはなかった。
ウィーン/田口晃…宮殿とかがちょっとのこったかな。シェーンブルンだっけ。あ、来月には忘れてるな。ただ世界史的にはずっとドイツというか神聖ローマ帝国というか、それが多民族国家になってってとこに興味があったので。
藤沢周平読本/山形新聞…なんとなく。好きな作家なので。面白かった。人生にはいろいろあるけど、「ああ、このときはこうだったのかな」って思えるのは、やはり、1.初恋の挫折。2.多数派になじめず一人であがく。(笑)
ヒエログリフ解読史/ジョン・レイ…やはり調べもので。面白かった!ナポレオンの時代にねえ。シャンポリオンとトーマス・ヤング(だっけ)と。ま、暗号の解読なんて、まったく興味はないけど。
ブラックホールで死んでみる/ニール・ドグラース・タイソン…なんだか、まったく残ってない。難しいとかじゃなくて…やっぱ、興味ないって言葉しかでてこないな。宇宙論とか面白く書いてくれている本もあるし、この作者はアメリカのテレビ番組で解説もしてるらしいから読んだんだけど。日本人ノーベル賞受賞者たちにちょっと刺激されて読んだってことかな。